ピラティスの原理原則

ピラティスの原理原則 ピラティスについて
ピラティスの原理原則

ピラティスの原理原則

どうも〜♪
エンタメボディの高梨です。
今日はピラティスの原理原則について、説明したいと思います。
実際にピラティスさんが生前に、これがピラティスだとは言っておりません。笑
そもそもコントロロジーとしか言っておりません。
亡くなってから、コントロロジーの名前がピラティスとなり、この素晴らしいメソッドをなくしてはならない!!とエルダー達が教育の方にも力を入れていき、徐々に形態だったというイメージです。

国際的に最も大きな組織である、ピラティス・メソッド・アライアンス(PMA)が提唱している原理原則は、全身の健康、全身へのコミットメント、呼吸の3つです。

私が習った団体や、書籍、講習会でお聞きした原理原則は、呼吸、集中、コントロール、中心、精度、流れの6つでした。

個人的に感じている原理原則は、呼吸、センタリング、グラウンディング、アーティキュレーション、流れ、組織化の6つです。

一つ一つを説明していきましょう。

呼吸

人間は生まれて「オギャー」と息を吐き、なくなる時に息を引き取ります。
つまり吐いて生まれ、吸って亡くなると言うことです。
生涯呼吸が止まることはありません。
なぜ呼吸はとまらないのか?
酸素を血中に取り組み、全身に送り栄養を与えるためです。
つまり綺麗な空気であればある程、体には良いわけです♪
車通りが多く、排気ガス塗れな所より、自然に囲まれた環境での空気の方が体には良いです。
また、ピラティスは栄養を届けるだけではなく、不純物を取り除く事もできるといっております。つまり、呼吸は浄化メカニズムがあり、そのことを「体内のシャワー」と呼んでおります。
この呼吸を止めてレッスンを行っては、血圧の上昇を招くだけでなく、体内が栄養不足になると言うことです。運動で呼吸を促し、呼吸で運動を促すことが真の健康に近づく方法です。

センタリング

これは、中心と同じ意味です。センタリングには、ピラティスで言われるパワーハウスと呼ばれる「コア」のこと。そして、体の中心という意味合い。心と体の中心を合わせるイメージで、意識を自分自身に向ける(内観)につながる要素だと考えております。
そのために、集中力やコントロールが必要になるのかと考えております。
 また、この中心を感じるために多くの差異を体に与えていく作業が必要になります。自分の現在地がどこかが分からなければ、中心を見つけることはできません。
 私の行うピラティスメソッドでは、自分のカラダ探しも行います。中心と思っていた場所が、本当に中心なのか?そして、気づけばエネルギーに満ちた肚を獲得し、動きやすいカラダの準備が整います。

グラウンディング

グラウンディングとは、大地との関係性が構築されている状態のことを言います。寝ていれば、床と背中の適合性であったり、立っていれば、床と足の適合性であったり。適合性が悪ければ、不安定となります。体の不安定は感情にも現れます。
また、思考も不安になりがちです。
ピラティスを通じて床との適合性を構築し、重力とお友達になることで、カラダの安定性は増し、軸が形成されていきます。
グラウンディングの要素は、ピラティスを行う上だけではなく、日常生活にも大きく関与する要素だと考えておりましす。
上虚下実になっているのが、カラダにとっては理想的な状態です。

アーティキュレーション

文節的な運動のことを言います。ピラティスさんは、体の年齢は背骨の柔軟性で決まると言っておりました。子供のような背骨を自由自在に使える体こそ健康な体と考えておりました。実際に、背骨(胸椎)と自律神経の関係性も密に存在します。
ストレスや生活習慣の乱れから、背骨が硬くなることは私も多く経験しております。アーティキュレーションを獲得するために、適切な運動だけではなく、食生活や休暇など日常生活を豊かにしていく必要があります。
実際にピラティスさんも睡眠時間や、休暇は重要だと考えていたそうです。
ピラティスメソッドとは、ただの運動ではありません。
日常生活の延長線上に存在するものです。
たった60分のシークエンスよりも、残りの23時間の方が重要なわけです。

流れ

ピラティスの醍醐味でもある、流れ(FLOW)は他のエクササイズとは大きく違います。滑らかな連続性を持った動きが特徴的です。この流れを作っていくためにも集中力や精密な動きが必要となります。つまりは、内観力です。現在地があやふやな中で、流れる動きをしたのであれば、それは、悲惨な状態になるわけです。個性を活かすためにも内観をし、そして自分の流れを作っていくことが重要です。

組織化

これは、カラダ全ての組織化のことを意味します。股関節と骨盤体をバランス良く動かす事。肩関節と肩甲骨と胸郭をバランス良く動かす事。だけではなく、ボディ・マインド・スピリットが互いに協調して働く事が重要となります。
この組織化を目指して、様々な要素が成り立っている印象です。
組織化されたカラダには、無駄がなく、非常に優雅な状態です。
※私もこの組織化を目指して現在鍛錬しております。
この組織化が人生を豊かにするメソッドになるといっても過言でありません。
楽しく暮らすために、最後の1秒まで自分の足で歩けるように、笑顔でいられるために、一人ひとりの目標は違えど、結果ここにたどり着くのでは無いでしょうか。

私が思うピラティスメソッドの原理原則とPMAが提唱する原理原則はこんな感じです♪♪

ピラティスも奥が深いんです。
創設者にしか分からないことの方が多くあります。
書籍を読んでも、統一している部分と、違う部分が多いのもまた、面白いところかと思います。
何が真実なのかは、定かではありませんが、これらを自分のカラダを通して、探究していき、それを伝えていく意外に方法はないかと思います。

我々ピラティスに携わる者が、進撃に自分のカラダと向き合い、そしてお客様と向き合い、人生を豊かにするメソッドを提案することが責務だと感じております。

最後までお読みいただき有難うございました。

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